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2020/07/13(月)

アイデアをビジネスに! ファブレスメーカーって、実は不況に強い?

コロナで先行きが不透明といわれているなか、ビーズ株式会社はありがたいことに、右肩上がりの業績を続けています。その理由のひとつがファブレスメーカーであること。今回はファブレスメーカーとは何ぞやから始まって、そのメリットとデメリット、その強みについてお伝えします。

目次
ファブレスメーカーとは?
ファブレスメーカーならではのメリット&デメリット
実は不況に強い、ファブレスメーカー。
まとめ

ファブレスメーカーとは?

ファブレスメーカーとは、一言でいえば自社で工場(生産設備)を持たないメーカーです。もともと製品のライフサイクルが短い半導体メーカーが取り入れ、徐々に他の分野の製造業にも広がっていきました。有名なアップルや任天堂、ユニクロ、キーエンスなどもファブレスメーカーなんです!

ファブレスメーカーのメリット&デメリット

◯メリットについて
ファブレスメーカーのメリットは、ヒト、モノ、おカネといった経営資源を生産設備にあてるのではなく、企画開発と販売に集中できるところにあります。今ある製品にとらわれることなく、「もっとこういうのがあったら便利では?」と発想。ファブレスメーカーは企画に、工場は生産にそれぞれ特化し、アイデアをカタチにした製品を市場にスピーディーに供給するビジネスモデルといえます。

ではなぜこうしたファブレスメーカーが増えているのでしょうか?
それは製品が市場に浸透し、消えていくまでのサイクルが早くなったからともいえます。

たとえば画像の撮影において、カメラはスマホに主役の座を譲りました。既存メーカーは今ある製品=カメラや工場ありきの前提で事業拡大を図ろうとした結果、新製品や事業のアイデア出しに制限がかかり、異なる分野からの参入者に市場を奪われたともいえます。

販売データや市場動向から読み取れるのは、今ある製品への消費者の反応でしかありません。市場を変えるのは、今までにない、独自性のある製品。それを生み出し続けるために、ファブレスメーカーは工場がないからこそ自由に企画を発想する、すでに高い技術を持つ工場が製品化を担うというように、お互いの強みをかけ合わせてスピーディーな製品化を実現するファブレス化は時代に適した流れともいえます。

◯デメリットについて
とはいえ、ファブレスメーカーにもやはりデメリットはあります。発売後にお客様から寄せられた製品へのクレーム、要望の原因については、工場と協力して調査・改善を図らなければなりません。製品の改善や品質管理を社の垣根を超えて実施する努力があって初めて、ファブレスメーカーと工場はwin-winの関係になり、メーカーとしての信頼を醸成できるのです。

実は不況に強い、ファブレスメーカー


一旦不況ともなれば工場はその稼働率が下がる場合もあります。しかし生産設備の減価償却や工場維持に必要な運転資金は待ったなし手元資金の融通や確保に動く、新規受注を取りに行くといった対応が必要になります。

一方、もともと工場を持たないファブレスメーカーは既存製品の在庫が積み上がる可能性はあるものの、減価償却や生産設備の維持のための資金需要が発生する可能性は低いと思われます。今ある製品をどのように使ってもらうのか販促をかけたり、新規製品の企画で販売増を狙ったりといった努力は必要であるものの、不況による影響は受けにくいと言えるのではないでしょうか。

まとめ


世の中には一つの分野・製品にこだわりを持ち、デザインや技術に磨きをかけて極めるメーカーもあれば、時代の価値観やライフスタイルまで変えるような爆発力のある製品を生み出そうとするファブレスメーカーも存在します。

価値観は人によって異なり、一概にどちらが良いとは言い切れません。不況に強いとされるファブレスメーカー側も、アイデアの枯渇で新しい製品を生み出さなくなれば事業は行き詰まります。

それでもアイデアを考えるのが楽しい、常に創造的な仕事で自己の成長を図りたいという方。そんな方は就活・転職の際、一般的なメーカーとともにファブレスメーカーという選択肢もぜひ将来の道のひとつとして検討してみてください。