カテゴリ: 就活アドバイス
2020/04/14(火)

新卒・新人デザイナーの就活ではセンスや技術よりもチームワークが重要視される? デザイナーに求める「チームワーク」に必要な4つの要素

こんにちは。新卒採用で採用され、出勤5日目のなみです。
今年はコロナの影響や、2021年卒から面接開始の前倒しを日本経済団体連合(経団連)が検討していることもあり、大きくスケジュールが変更するのでは?
と就活についてのいろんな情報が飛び交う大変な時期となりました。

今回は就活でお悩みの皆さんに私が就活をしている中で感じた新卒・新人採用のデザイナーに求める「チームワーク」とはなにか?
についてお話できたらと思います。



ポートフォリオや実績よりも「チームワーク」…?

デザイナー就職を目指す人の中には、
「自分らしいデザインや自分が開発した技術などを見せたい!だからポートフォリオにもこだわりを..。」と、
デザイナー職に大事なことは、“デザイン力” “美的センス” “技術” など
オンリーワンな自分を見せることであると思っている人も多くいるんではないでしょうか。(確かにそれも必要かもしれませんが。。。)

しかしデザイナー職で重要なのは、“個人で戦う力よりもチームでの課題解決を導く力”があるかを重要視しています。
実際にみなさんも「チームワーク」という言葉を就活やインターンシップの中で聞いたことがあるのではないでしょうか。(私も就活中この言葉に悩まされてきました^^;)
私はビーズ株式会社に出勤して5日目ですが、「チームワーク」の重要性を改めて感じています。

◎デザインとは

そもそもデザイン「design」と言う言葉はラテン語の「designare」からきていて、
主に3つの意味を持っています。
①「課題解決」
具体的な問題を解き明かすために思考・概念の組み立て
②「図案や模様を計画」
装飾性の意味が強く装飾(デコレーション)として解釈
③「構築」
様々な媒体に応じて表現する表現方法・手段

しかし現在ではその境界線がなくなり、語源の意味が広く理解・認識されいます。
つまりデザイナーという職種は、「課題の本質を探り、多様なアイディアを整理し、整理された考えを具現化することができる人」が求められるのです。

デザイナーの「チームワーク」に必要な要素

デザイナー就活を考えたときに次の4つの「チームワーク」を意識してみよう。

デザイナーのチームワークに必要な要素

これらを考えると。。。
➤企業研究や面接の際の指針になる
➤企業に自分が働いている様子をイメージさせられる
➤自分のデザイナーとしてのキャリア形成に役立つ など….

自分にとって、デザイナーとは何かを考えるキッカケになります。

①自分がどんなデザイナーになりたいのかを示せるようにしよう

まずデザイナー就活をする上で、自分がどんなデザイナーであるか(もしくは、なりたいか)を相手に説明できるようにすることは大切です。

どんなに良いポートフォリオを見せられても、
あなたがどんなデザイナーになりたいかが伝わらなけれければ、
せっかくポートフォリオも無駄になってしまいます。

これは就活のときだけでなく、今後社外や社内の人とチームとなって仕事をするときにも、
どんなデザイナーであるかを提示できなければ、
デザイナー以外の人がどのようにデザイナーの人と仕事を進めていったら良いのか
捉えづらくなります。
また、チームで仕事をしていく上でどんなデザイナーなのかを示すことは、
仕事の円滑にすすめることにもつながります。

◎そのためにはまず好きなデザイナーを見つけましょう

自分の好きなデザイナーをみつけることで、デザイナーにも種類や多様な働き方、“できること” と “できないこと”
があることがわかり、自分のデザイナー像が描きやすくなるとおもいます。

自分のポートフォリオなりたいデザイナー像を関連して説明できるようにしておこう

ポートフォリオを見せるときに重要なのが、
短時間で、違いがわかり、作りたい未来が見える、手に取りやすく、整っている”
ポートフォリオが良いとされています。

◎相手のことを想定しボリュームを決めることも重要

ポートフォリオは次のような構成で主に書かれることが多いです。

ポートフォリオの見られるところ

私が大手企業や有名企業で受けたポートフォリオ研修の中で、
企業がポートフォリオで見るポイントは、提出された全体の構成(自己紹介や作品数(割合)、作品のチョイス)を見た上で、作品のチョイスからその人が会社で働いた後のビジョンを人事の人は考えるそうです。

そのため基本となるポートフォリオを作成し、各企業に合わせてポートフォリオは作り変え(編集)たほうが望ましいと思います。

たとえば

A社では人間性即戦力を求めていそう… これまでの作品と自己紹介を多めにしよう
B社では新しい領域を開拓しようとしているな…作品や趣味、会社の商品企画を書いてみよう
まだ特定の会社を決めていないけど、自分の武器は多様性だから多様なジャンル(プロダクトデザイン、ウェブデザイン、イラストデザインなど)を見せてみよう。

など企業研究をした上でポートフォリオの作品の割合を考えて見ることをおすすめします。
またデザインがちゃんとした形になっていなくても、アイディアを見せても大丈夫です。
自分がどんなデザイナーになりたいかを様々な手段で見せることが採用に繋がります。

◎3年後、5年後、10年後を考えて。。。

自分のポートフォリオの構成を考えると同時に、自分がその会社でどのような仕事をしていきたいか考えると会社に自分の作りたい未来を伝えることができます。
(1年、3年、5年、10年ごとに考えてみるのも良いかもしれませんね👍)

やりたい未来が伝われば、企業側も入社後にどこ(どの部署)でその子を活かすのかを考えられるわけです。

会社によって、“スキルの幅”“アイディアの幅”“実力の幅”など
求められるものが違うので注意して作成しましょう。

②チームワークの中での働き方を想定しよう

デザイナーの役割は多種多様で、主にデザイナーという職種はものづくりのプロジェクトでいう司令塔のような存在です。
目に見えない「未来」を目に見えるようにし、仕事を整理しているのが今のデザイナーたちだ

私の勤めているビーズ株式会社は、ものづくりの会社(メーカー)で、個人で完結できる仕事はありません。
製品を造る現場には様々な人達が関わっています。当然そこには複数の未来があり、それらは矛盾していたり、同時に実現不可能だったり、完全に衝突したり。。。
そういう未来を整理し、優先順位をつけ、取捨選択する人がいなければ、
生産現場は混乱し、優れた製品を生み出すことができない。

その司令塔になっているのが今のデザイナーとの役割と考えられます。
(ものづくりの現場だけでなく、広告やIT業界など様々な現場でも言えることです。)

◎そのためにはコミュニケーション能力は必要である。

多くの人から話を聞き、それを理解できる力が必要であるし、客観的に判断し、選択する能力が必要なのである。
デザイナーのように形のあるものを通じてコミュニケーションできる人は限られています。
だからこそデザイナーは、伝える相手に応じてツールを変えて説明する能力が同時に必要になってくる。
デザイナーがデザイン力だと思われがちなのは、デザイナーは整理された考えを具現化してみせることで、共通の未来をみせることをもとめられるからである。
人間は視覚から得る情報から、多くの「こと」を感じることができるため、
ビジュアルを重要視しがちだが、だからといってデザイナーは「絵がうまいこと」や「ものづくりのアイディアがたくさんでること」だけが重要なのではない。
具現化したものを通して、チームのメンバーに指針が見せられればそれでOKなのです。

◎パフォーマンスの出やすい環境の形成

また一つのプロジェクトにデザイナーが二人以上いる場合は、現在多くの企業で見られます。
その場合はそれぞれが衝突しないように、パフォーマンスの出やすい環境をつくる必要があります。
そのためにも、はじめに全体を見ながら自分のやっていることがずれていないか、他に介入しすぎてないかを確認しましょう。
(ビーズ株式会社では次のデザインと呼ばれることをすべて自分たちで考えて行っています。)

はじめはとても難しく、私も就活やインターンシップでだいぶ苦戦しましたが、
これにはトレーニングや経験が必要ですので、積極的にいろんなプロジェクトに参加してデザイナーの多様なあり方を知っていくのが一番の近道かもしれません。

③学習意欲を持ち続けよう

デザイナーは日々、技術やトレンドのデザインは常に新しくなるため学習し続ける必要があります。
私は前職でウェブデザイナーとして仕事していたときは、いろんな業種のデザイン傾向をジャンルごとに分析したり、海外のウェブサイトでは日本とは全く異なり、文字のフォントや写真、カラー、技術など様々な項目に分けて研究していました。
その研究材料として芸術や雑誌、写真などを見ることはとても良い研究材料になると思います。海外では芸術とウェブサイトとの関連性が強く、レイアウトや色などに大きく影響していました。

デザイナーの仕事はクリエイティブな仕事として文系理系問わず人気が高い職業ですが、
クリエイティブかどうかの判断材料はこれまでの常識にとらわれず、
いかに創造的な結果を生み出すためのシステムづくりをするかに限られる。

そのシステムづくりこそ「チームワーク」には必要な作業です。

④国際的な視点を意識しよう

デザイナーという仕事は、デスクにはじまりデスクに終わるだけがデザイナーではありません。現場に行くことも重要です。

今世界では、アメリカのポートランド州のデザインウィークやロンドンデザインウィーク、イタリアのミラノやドイツ、香港など世界各地で情報がオープンになり、交流しています。
なかでも地場産業の現場で制作している過程が見れたり、その作業を体験できたり、交流したり、要するに地元のリアルを生活の中にいれることを重要視しています。
その背景には、ものが溢れる世の中でブランドイメージや商品コンセプト、商品を作る上での背景がとても重要な意味を指しています。
たりする上で、世界のトレンドにも目を向けたり、発信することもおすすめします。

このように自分の知見を国際的な視点にすることは、
異文化を取り入れたうえで、自分たちの文化をわかりやすく伝えることにも繋がります。

チームで作った企画や製品をチーム以外の人(ユーザー)など、
多くの人に伝えることが、最終的な成功であること
を忘れてはいけません。

相手に合わせて伝える手段を考えることで、相手に与える印象が変化します。
ここはデザイナーの腕の見せどころですね!!

身近な課題をチームで解決することの楽しさ

今回はデザイナーに求める「チームワーク」に必要な4つの要素について紹介しました。
このことはデザイナーに限らず、他の職種にも当てはまることも多くあると思います。
この記事を通して自分のデザイナー像や社会人像を思い描くのに役立てばと思いました。
社会人になったら「チームで解決することの楽しさ」を実感できるようにするために、
私もビーズ株式会社に入って数日ですが、チームで ❝アイディアをカタチにする” ことができることの楽しさを実感しています。
ぜひ、お試しあれ!!