
こんにちは、人事担当のリカです。
当社の表彰制度には、4カ月に一度表彰されるアイデア投稿賞や年に1回ある企業理念に掛けた賞があります。ちょうど昨日、年に1回の表彰がありました。これまでの表彰で、まさかの(?)新入社員が受賞したり、特別賞が設けられたり(意外と斜め上の賞)と、どよめきや笑いがあったりして、なかなか燃えます。さて、昨日の表彰には、一年間で最も時間外労働時間が少なかった社員へ贈る「最小残業時間賞」がありました!
ビーズでは時間外労働時間が月平均4:47とかなり低い方です。
ただでさえ「残業ってほとんどないんですね!」と驚かれることが多いのに、最小残業時間賞が贈られるということは一体年間何時間?と気になります。
そこで、人事担当者の権限を使って調べてみたら…
一年間で14:08だった。
ほぅ!
2016年の日数は366日で、当社の2016年の年間休日は123日だったから、243日の営業日数ということ。単純に時間外労働時間を営業日数で割り出してみたら、1営業日当り、3.4分の時間外労働時間か…。
【なんでこんな風にできるの?緊急ヒアリング】
リカ:なんで残業しないの?
戦闘系SE:w 残業しないですよ。システム課の方針もありますし。
リカ:そんな方針があったの!?
戦闘系SE:システム課全員が時間外残業なく効率的に仕事していこうってことでやってます。
【ビーズSE軍団のイメージ図】
リカ:それで仕事できる?ちなみに総務課もまぁまぁ残業少ない方で、ちゃんとまわってるけど。
戦闘系SE:いやー、開発していると正直どうしようかなと思う時もありましたよ。
リカ:だよね。といってもちゃんとシステムリリースも計画通りというか、むしろ計画よりも早いくらいだったよね。
戦闘系SE:ちゃんと仕事していますからw
リカ:そう言っても、戦闘系SEって、有給消化率100%じゃなかったっけ?
戦闘系SE:まだ有給0.5日残ってますよ!
リカ:0.5日残か、病気できないね。
戦闘系SE:病気しないですよwww
リカ:今で有給消化率98%だから、目指せ!100%!
って、ちょっと待って!じゃあ、1日当りの時間外労働時間って、もうちょっとあるんじゃない?
※有給消化も込みで再計算してみた。
年間日数(366日) ― 年間休日(123日)― 有給消化日数(11日)=232日
有給を差し引いても、1日当り3.6分だった。
リカ:やるやん。
戦闘系SE:有給使いまくって残業もしてないから、この賞ってもしかして「もっと働け」って意味じゃないですよね?
リカ:いやー、案外そうなんじゃない w
戦闘系SEE:やめてくださいよ!
リカ:でも、実際どうやったらこんなに効率的に仕事ができるの?
戦闘系SE:いや特別なことなんて何もしていないですよ。
リカ:いやしているはず、有り難い言葉をください。
戦闘系SE:んー。本当に特別なことはしていないけど、敢えて言うなら、集中する時間を設けることですかね。SEの仕事って、新システムの開発をしたり、インフラ整備したり、社員の問い合わせや、システムの改修、保守に運用と色々あるんですよ。
リカ:忙しそうだもんね、いつも。
戦闘系SEE:みんな忙しいと思いますよ。でも、ダラダラしないことって大事で、今は「考える時間」「プログラムを書く時間」と決めて一気にします。その間、周囲からの細かい問い合わせには、業務依頼システム(システムに対するアイデアや改善要望の依頼等をとりまとめた社内システム)に登録してもらって隙間時間で対応することで、1日の仕事を計画的に行うことができています。
リカ:集中か…。だから時折、私の呼びかけを無視していたんですね。
戦闘系SE:集中したいんで。って、無視はしてませんよ。
リカ:集中している時の戦闘系SEさんの顔、めっちゃ怖いですよ。
戦闘系SE:えー。怒ったこととかないのに。
リカ:怖い顔はさておき、やっぱり効率的な仕事にはシステムありか。問い合わせや改修要望もシステム化したことで一覧表示ができ、着手するべきか否か判別がつきますしね。それに、ビーズって仕事にものすごい集中できるような職場環境ですもんね。電話対応も後方支援をしている総務課がメインとなっていることもあって、自分がするべきことにに没頭できるからね。って、聞いてる?
戦闘系SE:(仕事中)
リカ:おーい。やっぱり顔が怖いよー。
戦闘系SEさんは、だいたい始業3分前に出社し、終業3.6分後に退社しています。
時間と戦う戦闘系SEなんです。