ハエの解剖からマーケティングへ!?研究と商品企画の意外な共通点。(後編)

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中編では、企画開発の業務に大学院時代に培った思考力と経験が活かされていたことに気づきがありました。後編では、メディアに取り上げてもらえたり、工場から「クレイジー」と言われたり。クレイジーって、企画開発する人にすれば◯◯言葉だったんだ!

緒方、メディアにも登場。そして隣の人間国宝になる。

入社2年以降の緒方。開発業務とDODの広報を兼任し多忙な日々でしたが、ブランディングとモノづくりへの情熱はとどまることはありませんでした。

星空を見ながら眠ることができる「ほしぞらテント
小さいお子様でもひとりでお片付けできる「くるくるシュラフ
時には、DOD以外のブランドからも、趣味のマジックを応用した「サプライズ名刺入れ」や「ノマドスーツケース」等、次々と今までの市場ではあまり見られなかった商品を開発。

商品のユニークさもあって、緒方の開発した商品は数多くのメディアで取り上げられるようになりました。緒方が初めてTVに登場(確か、「WBS トレたま」だったと記憶しています)した翌日は、「TV見たよ!」とともにエールが飛び交っていました。

TVを見たおばあちゃんが喜んでました」と嬉しそうに言っていたのを聞いて、「ビーズで活躍している緒方さんに、ご家族は不安もあったかもしれないけど、今となっては喜んでくれているんだろうな」と感じました。

2015年には、緒方が開発した「ノマドスーツケース」を取材したいと海外(タイ)メディアが来日され、海外メディアの数々のオーダーにも笑顔で応える等余裕を見せていました。

また、とある雨の日。
突然、突撃訪問~!ということで、関西TVの方がお越しに!
軽いパニックになりましたが、突撃取材の方の目に最初にとまったのが、緒方が開発した「ほしぞらテント」でした。

開発の背景等、熱意をこめて話していた緒方の様子に、
「君、おもろいな、すごいな」と、隣の人間国宝の認定マークをいただけることに・・・!
関西の方なら、「あの番組か~!!」となりませんか?

クレイジーが褒め言葉。

ビーズは企画に特化し、アジア圏の協力工場と協力して生産するファブレスメーカー(生産のための工場を自社で持たない会社)という位置づけです。そのため、 自転車用品やアウトドア関連用品を中心に、オフィスチェア、インテリア関連用品、ペット用品、ギター等、多岐にわたる商品を展開しています。

Having fun?-というコーポレートスローガンのもとに、他にはないモノ(FUN)をつくっていますが、 単に“面白そうだから”という理由で開発していません。

例えば、人型寝袋。
業界のスタンダードは手足が出せない封筒型ですが、現代のキャンプでは就寝前でもみんな電子機器は触ります。今までは封筒型が当たり前だから踏襲してきてた寝袋に手足をつけてみました。これまでだったら「ない」カタチですが、論理的に考えれば合理的だと思いませんか。

私たちは感性のおもむくままにつくり、それがこれまでたまたま上手くいった、というモノづくりはしておりません。 
・誰が使用しているか 
・世の中の流れはどうなっているか 
・自分たちが掲げるブランドコンセプトに合致しているか 
こうした考えのもとで、そういったことをしっかりと狙い企画しています。

時には企画内容を協力工場に伝えると 
「 こんなの作れないよ 」 
「 こんなこと言ってくるのはお前たちくらいだ、クレイジーだよ! 」 
と言われることもあるそうなのですが、実は、そうした言葉は、「いままでにないものを作る」という企画開発精神に対する、最上の褒め言葉でもあるそうです。

これからも、もっともっと、ビーズからたくさんのFUNを届けたいと、 そして、誰もが知っているブランドに向けて、緒方は今日も働いてます。