ハエの解剖からマーケティングへ!?研究と商品企画の意外な共通点。(中編)

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こんにちは、人事担当のリカです。
昨日の前編の続きです。今回は、入社してから初めて商品を企画開発したというお話になります。

入社した緒方。

新入社員と鈴なりで初出社した緒方。

OJT研修で全部署をまわり、最後に1ヶ月ほど製品サポート課にてコールセンター業務を経験したのちに、念願のDODを担当する商品企画2課に配属後しばらくは、ずっと市場調査がメインの仕事でした。「このコンセプトで商品をつくると、他社ならどんなスペックになるか?」というお題について、ひたすら調べ一覧にまとめる。

またある日には、「テントの支柱に使うポールの直径と厚みを調べて」というお題が先輩から出され、ネットサーフィンをしながら一つひとつ製品ページを確認。詳細をみれどもスペックが書かれていないものもあり、直接調べるしか道はない。

「ちょっと面倒なことになってるぞ」と思いつつも、いろんなポールを買い集めては、ひたすら直径や厚みを計る日々。

こんな日がいつまで続くだろう。

正直私だったら、そう思っていたかもしれません。
が、明確な目標を持って働いている人ってどこか強いのでしょう。そうした市場調査漬けの日々でも、商品開発のアイデアを企画・提案し、先輩社員達に追いつけとばかりに本を読み漁り、責任者の目線に立つ努力をしていました。
言葉で表すなら、頑張っているじゃなく、本気なんだなと。

その本気が実を結んだのは、ビーズ1年目が終わろうとした時でした。

研究とマーケティングの共通点。

緒方は、ついに自分の提出した企画が通り、企画開発の業務を担当するようになりました。

採用された企画は、 ワンポールテントのポールにワンタッチで取り付けできる「UFOライト」というモノ。

ワンポールテントはスタイリッシュな外観、組み立ての手軽さから人気のテントです。 しかし、テントの真ん中にポールを設置する必要があり、ポールが邪魔でランタンを吊り下げにくいという不便さがありました。

その問題点となっているワンポールテントのポールを有効活用し、 ワンポールテントの支柱上部にライトをガシッと挟み込むように付けられる形状にしたのがUFOライト。 
暖色系のLEDライト28個を広く配置し、テント内に光が均等にゆきわたるように設計し、キャンプでのリラックスシーンを演出してくれる製品となりました。

このUFOライトでは、ポールの直径と厚みをひたすら計ったあの経験が活きました。
開発中、どれくらいのポールに対応できるように設定すればいいだろうとなった時、「!?…これ調べたことある」と本人にとっても衝撃な出来事だったようです。

一見ラッキーな出来事にも見えますが、あの「テントの支柱に使うポールの直径と厚みを調べて」というお題に本気で取り組んだからこそ、生まれた企画だったのかもしれません。

また、こういた企画開発の業務を通じて研究と共通する点があったことにも気づきました。
まず仮説を立て、それを実行して検証して次を考えるという工程は同じだということ。 
大学院研究室時代から築いてきた思考力、経験は活きていました。

仮説・検証した商品を開発し、リリースし、開発担当者としてメディアに登場し製品の魅力を語れる-というのは、中小企業ならではの意思決定のスピードゆえだとも思います。

【後編につづく】


UFOライトは2016年の冬にデザインと機能を加え、「リモコンUFOライト」として登場しました!
こういう機能って便利ですよね?