ハエの解剖からマーケティングへ!?研究と商品企画の意外な共通点。(前編)

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こんにちは、人事担当のリカです。
今回は、アウトドア用品の企画開発を担当する緒方について紹介しようと思います。
緒方は大学院では応用生物学を専攻していた理系男子。成人病の解決の糸口を見出すためにショウジョウバエの研究をしており、将来は食品か製薬の研究職をと就活。内定も出ていましたが、何故か、モノづくりをしているビーズ株式会社へ入社することを決めました。

人事担当者からみた採用の思い出

当時、私はビーズで人事担当者に着任したばかりで慣れない日々でしたが、緒方はじめ素晴らしい人材の出会いのおかげで、梅雨頃には採用計画の終了を迎えようとしていました。内定を出した方にメルマガを配信したり、メールでやりとりをしていたり。こういう時期が一番楽しいなと、人事という仕事っていいなと感じていました。

人事としての喜びを噛み締めていたある日、内定を通知していた緒方から「正直入社するか悩んでいる。」と、それはもうストレートなメールが届いていました。

メールにはそれ以外にも、就職に対する自身の考え方やこれまでの背景、今後のスケジュールが端的に書かれており、メールの最後には「研究職として進むか、ビーズに入社するか、今一度考える上で、第一線で働くビーズ社員とお話をさせてほしい」とありました。

採用計画のことが頭をよぎりましたが、メールと見て「本人が納得して一番必要とされるところに行ってほしい」思いました。

メール内容を経営陣に報告したところ、同様以上の気持ちだったようで、緒方の希望に応じ、DODのブランド責任者達との時間を設ることとなりました。

当日、緒方とブランド責任者達との面談は1時間程度。「仕事のやりがいとかこれからの夢なんかについて質問があったから回答しておいた」とのことでした。



緒方の反応がまったく分からない状態で、それから一ヶ月近く返事を待ちました。
予期もしないタイミングで緒方から「ビーズに入社します」と、これまた端的な内容のメールが。

それから半年を過ぎ、緒方含め5人の新入社員がビーズに入社。
新入社員5名は入社前に、花見をしたり、一人暮らしをするという新入社員の引っ越し先を一緒に見つけたりと、私が知らないうちに積極的に交流をもっていたそうです。
初出社日となった4月1日は、「社内で使用するスリッパを新入社員でお揃いにしました!」と、色違いのスリッパを携えてドヤ顔で初出社。
「君たちと同日入社のキャリア採用が1人いるねん…」と思った記憶があります。

そうして5人はお揃いのスリッパを履いて、ビーズで社会人としての一歩を踏み出しました。


最前列の6人が同日入社。※ど真ん中の女子はバズの先生です。

入社を決めた理由

入社から数日経った頃、緒方に「ビーズで本当によかったの?」と聞きました。

「正直、研究職とすごく迷いました。大学院での研究は、成人病解決の糸口に貢献できるかもしれない内容で面白かったし、ビーズへ入社となれば、これを活かせないかもしれない。
それに「研究職になれなかったから中小企業?」と思われたくなくて、真剣に考えたいから時間がほしいとメールしたら、すぐにドッペルギャンガーアウトドア(DOD)のブランド責任者と話ができる機会をもらえてよかったです。

あの日、やりがいや今後の夢なんか質問させてもらいました。
責任者Tさんが『今はまだ小さなブランドだけど、いつか絶対誰もが知っているブランドにするのが目標』って語る姿を見て、素直にめちゃめちゃかっこいいなって。

自分でブランドを育てていくなんて、雲を掴むような話だと思っていたけれど、先輩が描いている未来を聞いて「中小企業こそ、いろんなことに直接関わっていける環境かもしれない」 って。だから、僕はビーズに入社したんです。」

そうはっきりと答えてくれました。

採用する側の役割をひしひしと感じました。
ビーズで働く期待やワクワクを裏切るようなことはできないな、例え、採用計画が未達成に終わったとしても今まで通り自分たちがやりたいことを真摯に語っていこう。そんな人事としての役割や在り方を、緒方の言葉から学ぶことができました。

【中編へ続く】